平成30年 稲作奮闘記アクシデントの連続で簡易版

※過去の転載記事になります。

今年度は奇跡の林檎で有名な木村秋則さんの方法で自然栽培ができるかをチャレンジ‼

3月 春耕起

荒く耕起してよく土を乾かします。

種もみは高温で消毒はしません。

苗を育てる土も発芽用は使用せずに畑の土です。

発芽量が少なくて田植機での機械で植えることが出来ないので手植えをしました。

この後に藻が大量に発生して苗を枯らしてしまいました。

藻の発生には、栄養分や水温が関係していようです。

原因としては

●木村式自然栽培は代かきは表面下5センチ位を荒く1回だけ簡単に行うため

 水が溜まりにくいのです

 そのために通常より多く水を入れていましたが、もともと傾斜地の段々畑で抜ける水も

 多いので養分の豊富な水が大量に入ったのが原因でしょうか??

水温は多くの水が入っているので出口付近でも冷たいので関係無いと思いますが・・・

この後も、何回も藻が発生してしまいました。

 網です何時間も取った事もありました。

 一旦水を抜いて干した事もありましたが数日後にはまた発生してしまいました。

藻の発生を抑える薬を使えばとアドバイスも頂きましたが、安全なお米が目的なので‼

●厄介なことに、傾斜地の水田なので水路の水量も日々違っています。

 ゴミが詰まったりして水量が少ないと藻が苗に絡んで倒してしまうのです。

 田を干す為の水抜き時もですが、苗に絡んだ藻を一本一本取っては苗を起こして

 枯れないで成長してくれよ! と祈りながらの作業でした。

 木村式自然栽培で重要なチェーン除草ですが、藻の発生で田植え後の1月過ぎた頃に

 やっとできましたが、時既に遅くヒエの発生は抑えることが出来ないまま刈取り期まで

 草取りは続きます!

本日9月4日は台風影響で稲が倒れないか心配しています。

昨年は茎が伸びすぎであちこちで稲が倒れて、なかには刈取りを諦めた方の田んぼも見かけました。

うちでも稲が倒れてしまって、水に浸かったままでは穂の米が発芽してしまっていたので起こして竹で支えました。結局2回の台風の影響で1/3が倒れてしまい倒れた稲の刈取りは父親と手で刈り血だらけで束ねた事が脳裏をヨギリましたが・・・

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